介護保険事業所の方であれば認定調査の際、サービス利用時の動作確認の電話をもらうことがしばしばある。
郡山市は公益財団として認定調査センターがあり、認定調査の大半はここで行われる。
先ほど区分変更申請中の方の認定調査を行った方から確認の電話があった。
「要介護認定調査センターの○○と申します。」
私:「いつもお世話になっております。」
調査センター:「・・・・」
「●●さんのそちらでの状態を聞きたいので分かる方お願いします。」
通常名乗ったあとの挨拶は嘘でも「お世話になっております」と言うのが社会常識であろう。
また電話のやりとり全てが高圧的な口調であった。
直接会って話せばそうでもないかもしれないが、電話であればそれができないので会うより丁寧に話すよう通常の企業で社会人を迎えた方は先輩にそう徹底的に指導されてきていると思う。また目の前が相手がいるかのように頭を下げたり、申し訳なければ申し訳ないような顔をして話すのが通常である。
この認定調査センターの担当者そういった社会経験を微塵も感じさせない方であった。
思うに看護師もしくは介護士~介護支援専門員となった方であろう。
医療介護の世界は通常の企業の社会人マナーと大きくかけ離れている。これは今もかわらないと思う。まさに愚がにじみ出た電話であった。
一方この態度で利用者とその家族に認定調査を行ったかと思うとぞっとする。
このところ認定結果が軽く出る傾向があったが、この方に代表されるように高圧的に調査を行い、言うこともいえずハイハイと従ってしまった結果、本来より軽く認定が降りてしまった方もいるかと思う。
そして残念ながらこういった種類の人間は変わらない。企業であれば苦情などで人事が動く。しかし認定調査センターは半公務員なので今後何かの変化を期待することはできない。
一方で私もさすがの態度にムッとなり、荒い口調で対応したことは反省しなければならない。
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